福岡県の肝臓専門 いまりクリニック 慢性肝炎C型肝炎B型肝炎肝硬変肝細胞癌
インターフェロン療法
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肝臓病について、肝臓専門医の診方
●具体的な疾患について
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  日常よく診ている疾患について。
[1]C型肝炎について
  日本での慢性肝炎の約7〜8割は肝炎ウイルスが原因とされています。このうち約7割がC型肝炎ウイルス、残りの約3割がB型肝炎ウイルスによるものです。特にC型肝炎は非常にゆっくりと進行して、最終的には肝硬変肝細胞癌へと進行していきます。このC型肝炎ウイルスに対する根本的な治療法は現在ではインターフェロンしかありません。最近、 従来のペグインターフェロンとリバビリンにプロテアーゼ阻害剤のテラプレビルを加えた3剤投与が行えるようになりました。有効率も約70%と、従来の約50%よりさらに向上しています。
しかし、インターフェロンには重篤な副作用もあり、また年齢的要素もあり誰にでもインターフェロン投与がベストというのではありません。ウイルス量、さらにウイルスのタイプや肝臓の組織をみて勧めています。
インターフェロンを希望されない場合や、インターフェロン禁忌例および無効例では肝臓の働きを落とさないように肝庇護薬投与や瀉血を行いながら合併症(特に肝細胞癌)のチェックをしていくことが重要と考えます。
[2]B型肝炎について
  B型肝炎は20〜30歳台に強い炎症がみられることがよくありますが、一旦落ち着くとかなりいい状態が続くことがあります。しかし、どんなに肝機能が落ち着いても発癌リスクが零にならないため、肝機能が正常化しても年に1-2回のチェックを行います。一方、肝機能異常が続いている場合は抗ウイルス療法、肝庇護療法などの治療を選択して行います。抗ウイルス療法の一つであるインターフェロンは35歳未満の若年者が主な対象になります。しかし、インターフェロンのみではなかなかコントロールが出来ないことがあり、その場合は核酸アナログ剤からインターフェロンへ繋ぐSequential療法があります。35歳以上では核酸アナログ剤(内服薬)が第一選択となります。現在はエンテカビル(商品名:バラクルード)が主流です。ラミブジン(商品名:ゼフィックス)やエンテカビルが効かなくなる耐性株が出現した場合はラミブジン+アデホビル(商品名:ヘプセラ)が使われています。次の抗ウイルス剤であるテノホビルが治験中で、今後の薬価収載が期待されています。
[3]その他の疾患について
  ウイルス性以外の肝障害として頻度の高いものにアルコール性肝障害があります。日本ではアルコール性肝障害の頻度は欧米ほど高くなく、むしろアルコールがウイルス性肝炎の増悪因子として働いている例がよく見られます。しかし、本人はアルコールによるものと思い込み、そのまま放置している例が案外多いのではないかと思われます。この他にも、頻度こそ少ないものの大切な疾患に薬剤性肝障害、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変などが挙げられます。これらは一つ間違えると生命に影響を及ぼすこともあるため診断が極めて重要と言うことになります。従って私たちは恒にこの疾患を疑うことを忘れないようにして、日常診療を行っています。
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